【保育士の本音】結婚後も仕事を続けてよかった?

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結婚後も仕事を続けてよかた? 保育のお役立ち情報

「一生働ける仕事がいい」「結婚してからも続けたい」そう思って保育士の仕事に就いた人は多いはずです。しかし、実際に保育士として働いてみると想像以上の重労働と多忙さに不安になっている人もいるのではないでしょうか。

口コミさん
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人間関係の複雑さもあって、家庭と保育士を両立できるのか不安になりますよね。

そこでこの記事では、結婚後も保育士の仕事を「続けている」or「続けたけれど辞めた」という経験のある人に結婚後の仕事について聞いてみました。

結婚後も保育士の仕事を続けてよかった?

結婚後も保育士の仕事を続けた経験がある保育士の皆さんに「続けてよかったこと」と「辞めればよかったと思ったこと」を聞いてみました。

続けてよかったこと

  • 自分も妻になり母になり子どもや保護者への理解が深まった。(29歳 保育士歴9年)
  • 授かり婚だったのですが、産休育休中も給付金が貰えたので経済的に助かりました。(27歳 保育士歴5年)
  • 保育士の仕事が好きなので辞める選択肢はありませんでした。(33歳 保育士歴9年)
  • 子どもがなかなか出来ず、仕事があったお陰で気が紛れてよかったです(38歳 保育士歴12年)
  • 保護者と仲間意識が強くなった気がします(33歳 保育士歴11年)
  • 子育てが想像以上に大変で早く仕事に復帰したいとそればかり考えていました(27歳 保育士歴4年)
  • 自分の子どもと保育園の子どもの両方の成長が見られて楽しいですし、どちらにも良い影響を与えていると思います(35歳 保育士歴7年)
  • 経済的に助かっている(30歳 保育士歴不明)
  • 保育士の子どもは優先的に保育園に入れてもらえたので助かりました。(31歳 保育士歴6年)
  • 職場でも育児相談が出来るし、これほど「ママ」と交流がある職場は他にはないと思います。(36歳 保育士歴12年)
  • 子どもの病気や行事にも理解があるので働きやすい(36歳 保育士歴16年)

辞めればよかったこと

  • 結婚式に職場の人を招待したので簡単には辞められなくなった(26歳 保育士歴4年)
  • 仕事だけでもいっぱいいっぱいなのに家に帰ってご飯を作ったり旦那の世話まで出来ない(23歳 保育士歴1年)
  • 人手不足なのはわかるけど「すぐに妊娠しないよね?」というプレッシャーがすごい(27歳 保育士歴5年)
  • 子どもを預かる仕事なのに子育てに全く理解がない。子どもの病気も行事も休む時にはものすごく嫌そうな態度を取られる(33歳 保育士歴7年)
  • 家事・子育てと正職の両立は無理。パートに変わるか時短でないと。(31歳 保育士歴9年)
  • 子育てに理解のある職場に転職しておけばよかった。育休を取ったのですぐには転職できないのが辛い(29歳 保育士歴8年)
  • 育休の延長が出来ると思っていたが人手不足で復帰はまだかまだかと急かされる。今更辞めたいとも言えないし結婚のタイミングで一度辞めて子育てが落ち着いてから復職すればよかったと激しく後悔しています(33歳 保育士歴10年)
  • 結婚が決まってから独身の先生から嫌がらせをされる。わざと帰り際に仕事をふってきたり「結婚したからって仕事の手を抜かないで」等言われる。(26歳 保育士歴3年)

結婚後も保育士を続ける為にしておくこと

結婚後も保育士を続けるのであれば事前に環境を整えておくことが大切です。

パートナーの理解

自分では「当然仕事を続ける」と思っていても、パートナーはそれを理解していないかもしれません。きちんと話し合いをして下記のこと決めておきましょう。

家事の分担

「仕事は続けていいよ」と言ってくれたとしてもそこに家事分担が発生することを理解していない男性は多いです。家事と保育士の両立は想像以上に大変なので事前に分担を決めておきましょう。

  • 掃除
  • 洗濯
  • 買い出し
  • 料理
  • 片付け など
口コミさん
口コミさん

「家事も仕事もしっかりやるから!」「迷惑はかけないから」なんて言ってはいけませんよ!家事は分担が鉄則です。

お互いの収入の管理

お互いに収入がある夫婦の場合、その収入をどう管理するか決めておいたほうがいいでしょう。決まった金額を出し合うのか、全て合算するのか。夫婦であってもお金の揉め事は根が深いので事前の取り決めが大切です。

子どものこと

子どもを持つのかどうか。子どもが出来た場合仕事は続けるのか、育休はどうするのかなど夫婦で話し合っておきましょう。仕事を辞める場合収入が減ることになりますし、続けるにしても産休・育休の間は収入が減ります。また続けるのであればさらに細かい家事や育児の分担を考える必要があります。

 

職場の理解

病院が病人に対して厳しいように、保育施設は想像以上に子育て保育士に対して厳しいことを理解しておきましょう。

口コミさん
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働きながら子育てをしている人で溢れている環境なので、子育てをしているからと言って特別に優しくしてもらえるなんてことはありません。

他にも子育てをしている保育士がいるか

すでに子育てをしながら働いている保育士がいるかどうかはとても重要です。自分が初めての子育て保育士という環境は何かと問題が起きやすく解決や折り合いをつけるのに余分な労力が必要になります。

職員の人数に余裕があるか

フリーの保育士やパート保育士など、急な休みにも対応してもらえる職員の余裕があるかどうかは重要です。

口コミさん
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どれだけ気をつけていても子どもは必ず体調を崩します。子どもの病気をもらってしまうことも多いので突発的な休みはある程度仕方ないことと考えておきましょう。

仕事量が適正か

家事や子育てと保育士を両立させる為には、仕事が勤務時間内に終わることが大切です。残業や持ち帰りをしなければ回らないような仕事量では両立は不可能です。必ずどこかに歪みが出て、家庭がもめたり、体調や精神を壊すことになります。

口コミさん
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残業や持ち帰りをさせてない保育施設もたくさんあります。保育士として長く働きたいのであれば、結婚を機にそういった職場を探してみてくださいね。

自分の気持ちを確認

大切なのに意外と忘れがちなのが「自分の気持ち」です。

  • お金の為に働くのか
  • やりがいの為に働くのか
  • 他にできることがないから保育士をするのか

場合によっては保育士ではない仕事を探した方がいい場合もありますし、保育士を続けるにしても転職したり、一度退職してまた落ち着いてから復職した方がいい場合もあります。

保育専門の転職サイトであればライフプランなども含めて今後どう働くのがいいか相談に乗ってくれます。他の保育士がどうしているのかも聞くことが出来るので、結婚などのタイミングで一度相談してみるのがオススメです。

最後に

保育士の仕事は世の中にとってなくてはならない大切な仕事です。保育士の資格を持っていれば定年まで働くことが可能ですし、正規職員としてだけではなくパートや派遣としても需要もたっぷりあります。

口コミさん
口コミさん

保育士の仕事がしんどいと思っている人も職場が変われば嘘のように楽しく働けることが多いので、すぐに保育士の仕事を捨ててしまわず活用する方法を考えてみてくださいね。

個人的には結婚、出産後は子どもや保護者への気持ちや接し方、また感じ方などが大きく変わりました。「何もわかってなかったな…」と思うことが本当に多かったです。

そして仕事が終わってから会える我が子の可愛さは言葉では表せないほどです。保育士を続けたいという気持ちがあるのであれば、ぜひ環境を整えてチャレンジしてみてくださいね。

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