保育士を長く続けるのであればいずれは管理職につきたいと思っている人も多いはずです。
「管理職」と聞くとたくさんお給料がもらえるイメージがありますが、薄給で有名な保育士の場合も管理職になればたくさんお給料がもらえるのでしょうか。
今働いているところの園長や主任がどのくらいもらっているのかもちょっと気になりますよね。
そこでこの記事では保育士の管理職の給料や仕事内容、どこで求人を探せるのかなどご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
保育士の管理職って?
一言で「管理職」と言っても会社によって多少の違いはありますが、たくさんの役職があります。
- 係長
- 課長
- 部長 など
保育園で働く保育士にも「管理職」が存在しますが、こちらも園によって多少の違いはありますが一般的には下記の3つです。
園長
園長は「経営者」の場合もありますし、雇われ園長の場合もあります。雇われ園長であれば保育園の経営よりも運営をメイン業務としていることが多いです。しかし、経営者兼園長の場合、園の運営は副園長や主任が中心となって行っている場合も多く存在します。
副園長
副園長が存在しない保育園もたくさんあります。大型の保育園であったり、家族経営の場合に副園長が存在することが多い傾向にあります。
主任保育士(保育士リーダー)
主任保育士は「主任」や「保育士リーダー」「保育リーダー」と呼ばれることが多いです。また園全体としての主任保育士と、学年主任と言って学年専属のパターンもあります。
保育士の管理職 給料具体例
園長・副園長の給料例
園長と言っても保育園によって給料には大きなばらつきがあります。また月収で提示されているところと年収で提示されているところがあるのも園長求人の特徴です。
平均月収:25〜35万円
平均年収:300〜450万円
園長求人の給与は大体この程度です。個人的にはもっと高いのかと思っていました。園長といっても高収入なのは経営者兼園長の場合なのかもしれません。
保育士人材バンクに掲載されている園長求人
保育士人材バンクには他にもたくさんの園長求人がありました!
園長求人は保育園のイメージを損なわないためにも非公開求人として取り扱われているものが多く、登録後、担当者に相談することで非公開の園長求人を直接紹介してもらうことができます。
主任保育士の給料例
主任保育士も園長同様、施設によって待遇は大きく違います。気をつけなければならないのが、普通の保育士に比べ責任も仕事量も多いのに給与などの待遇面にそれほど差がないことがある点です。
ただ、担任を持たない場合が多いので比較的休みを取りやすくなる場合もあります。
平均月収:19〜35万円
一般企業に比べると主任と言えども安いですが、保育士としては高い方ですよね。
保育士人材バンクに掲載されている主任保育士求人
保育士人材バンクには他にもたくさんの主任求人が掲載されていました!
保育士の管理職の探し方
保育士の管理職はハローワークなどでも扱われていますし、一般的な求人媒体でも掲載されています。
しかし、管理職はどんな職場でも一般の保育士より責任ある仕事を任されます。これはやり甲斐がありスキルアップにもつながるのですが、やはりそれなりの待遇がなければ不満が溜まるようになります。
責任ある立場だから休みが取りづらかったり、責任は重いのに給与は他の保育士とそれほど差がなかったりする職場もあります。
また担任を持つのか、それとも管理職に集中できるのかによっても負担は大きく違ってきます。
パッと見た役職名だけで飛びつかず実際の仕事内容やそれに見合った待遇が用意されているかをきちんと確認するようにしましょう。
主任・園長と言っても保育園の規模や保育方針によって必要なスキルも全然違ってきますし、今までの経験を活かしたいのか、スキルアップのための転職なのかによっても違ってきます。
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