ピアノが苦手な保育士はたくさん存在しますが、「上手くなりたい！」「練習のコツが知りたい！」を通り越して「ピアノが弾けないから保育士なんて辞めたい！」の域に達している皆さん。
毎月の季節の歌も練習大変だし、生活発表会とか保育参観なんて憂鬱すぎて…
そこで、この記事では「保育は嫌いじゃないけどピアノが無理ぃぃぃ！」となっている皆さんに、ピアノがない職場をご紹介したいと思います！
ピアノが弾けなくて辞めたい保育士達
保育士はピアノが必須で弾けて当然のように思われていますが、実はピアノが苦手で保育士を辞めたいと思っている保育士がたくさん存在します。
ピアノは練習すれば上手くなりますが、向き不向きがあり何年保育士をしていても苦手な人はずっと苦手なままということもよくあります。
ピアノの練習は見えない仕事
勤務時間中にピアノの練習が出来る保育園はほぼありません。就業時間後に残ってピアノを使わせてもらえることはあっても、残業代も出ず「仕事」とはみなされません。
しかし、日々の保育でもイベントでも「弾けて当然」という雰囲気が強く、保育士にとってピアノ練習は「見えない仕事」と呼べるでしょう。
初見で弾ける人にはわからない苦労がありますよね…
ピアノの練習で土日が潰れるという人もたくさんいるのではないでしょうか。
ピアノが苦手は保育士は意外と多い！
長年保育士をしているとレパートリーが増え、苦手なりにもたくさんの曲をスラスラ弾けるようになります。その為、保育士は誰でもピアノが弾けると思われがちです。しかし、何年保育士をしていてもピアノが苦手な人は苦手なままということも少なくありません。
どれだけ頑張っても得意にはなれないんですよね…
ピアノが弾けなくて辞めたい
ピアノが苦手な人にとって、ずっとピアノを弾き続けないといけないということは想像以上にストレスです。保育士の仕事のメインはもちろん保育ですが、どれだけ保育が好きでも「辞めたい」と思ってしまうほどストレスを与えるのがピアノ問題です。
一度覚えて終わりならまだ頑張れますが、毎月毎年新しい曲を覚えないといけない状況は辞めたいと思う人がいても不思議ではありません。
「ピアノが弾けない」「辞めたい」 保育士にオススメの職場５選
一概に「絶対にピアノが弾けなくてOK！」という保育施設はありませんが、ここでご紹介する保育施設はピアノが弾けなくても問題なかったり、そもそもピアノ自体置いていない場合もよくあります。
1.託児所
託児所に明確な定義はありませんが、一般的には認可外保育施設を指す呼称です。その中でも時間単位で子どもを預かる施設ではピアノ自体置いていないことも多くピアノを弾く機会がない場合が多いです。
季節のイベントはありますが、長期的な保育指導案や個人の記録が不要な為事務仕事が少ないのも特徴です。
ショッピングモールの中に入っていて、保護者の方が買い物をしている時間だけ託児をするような保育施設です♪
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2.院内保育園
病院内、もしくは病院の施設内に設置されている病院間関係者の子どもを預かる保育園です。小規模であることが多く、また２４時間保育だったり、子供の登園もまばらだったりする為イベント類が小規模であることが少なくありません。
院内に設置されている場合は、大きな音を出さないためにもピアノは使わず音源を使っている場合も多いんですよね♪
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3.小規模保育園
小規模保育園の中でもマンションの一室で運営されているようなところは、近所への騒音を考慮してピアノを設置していないことが多いです。また園児の年齢が２歳までということもあり、イベントも小規模でアットホームな場合がほとんどです。
ピアノが必要な場合も、朝やお片づけなど決まった曲だけというところが多いので慣れれば楽ですよ♪
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4.病児保育
病気の子供を預かる病児保育。安静に過ごすことがメインで、子供は区切られたそれぞれの部屋で過ごしたり、寝ている子供も多数います。そのためピアノや設定保育は不要です。
病気の子供の保育はピアノの苦労とは違う大変さがありますが「ピアノ以外のことなら大変でも頑張れる」という人には価値のある仕事です！
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5.企業内保育園
企業内保育園は企業が自社の従業員のために設置運営している保育園です。会社の一角にあったり、ビルの一階にあることが殆どです。
騒音への配慮のためピアノがない場合も多く、またイベントも小規模で行われることが多いため働く保育士は保育以外の負担が比較的少ない傾向にあります。
マンションの一室など、騒音に配慮が必要な環境だと必然的にピアノは不要になるんですよね♪
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昔ながらの保育園や規模が大きいところ、情操教育を大切にしているところは「ピアノは弾けて当たり前！」と言う考えが強いように思います。
それとは反対に、小規模保育園や新しいものを取り入れている保育園ではDVDやCDで十分と言う考えのところもたくさんあります。
保育士の負担を軽減させる目的でピアノや手書き、手作りを最小限にするところも増えてきましたよね♪
ピアノ不要な保育士求人の探し方
ネットで「保育士 ピアノ不要 〇〇（地域）」と検索してみるとほぼ見付からず、これでは確かに「保育士をするにはピアノが必須」と思ってしまいます。
ですが、そんなことはありません。保育求人の多くは保育専門の転職サイトで扱われていて、一般的な求人媒体に出ている保育求人はそのごく一部です。
今回は２つの転職サイトに「ピアノ不要」もしくは「年に数回簡単な伴奏程度」の求人があるかを聞いてみました。
しんぷる保育
しんぷる保育は関東で圧倒的な保育求人数がある転職サイトです。関東の求人をほぼ100％紹介出来ると言われています。そんなしんぷる保育に「ピアノ不要」の求人があるか聞いてみた結果…
しんぷる保育のアドバイザーから紹介されたピアノ不要な求人は６件でした。
ピアノが完全に不要なところが６件だったので「少し弾く程度なら大丈夫」などに条件を変更すれば紹介数はもっと増えると思います♪
しんぷる保育の特徴
②関東の保育求人に特化
③専任のアドバイザーがつく
④アドバイザーがとにかく親切
⑤こちらの希望に合う求人が見つかるまで徹底的に探してくれる
⑥面接対策などのフォローもバッチリ
保育士人材バンク
保育士人材バンクは上場企業が運営していて、プライバシーマークなど様々な認定を受けています。全国の保育求人を扱っていて、紹介先も信頼できるところが多いので転職サイトに不安がある人にオススメです。
そんな保育士人材バンクに求人があるか聞いてみた結果…
保育士人材バンクのキャリアパートナーから紹介されたピアノ不要な求人は４件でした。
公開求人も多いですが、非公開求人の方が待遇が良かったり採用される可能性が高い傾向にあるので、圧倒的に非公開求人がオススメです。
障害児施設や託児所など、色々な求人施設を紹介してもらえました♪
保育士人材バンクの特徴
②専任の担当者がつく
③一部上場企業が運営
④厚労省の許可済み
⑤プライバシーマーク取得
⑥保育適性認定事業者
保育士人材バンクは登録すると担当者が連絡をくれます。興味がある人は登録後連絡を待ってくださいね。
ピアノが難なく弾けてしまうタイプの人には「ピアノが弾けないから保育士を辞めたい」なんて甘えのように思われそうですが、本当にピアノが苦手な人にとっては十分保育士を辞める理由になります。
練習に時間がかかるし、弾くときも緊張とプレッシャーがかかる。生活発表会の前などは憂鬱で仕方がない。ただでさえ忙しい保育士の仕事の中でピアノが苦手なことは想像以上のハンデとなります。
苦手なことに立ち向かうことも大切ですが、しなくて済むならそれに越したことはありません♪「保育士＝ピアノが必須」はもう古いですよ！
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