きっとこの記事を読んでいるのは、お子さんを保育園に預けている保護者の方か、それとも合コンか何かで保育士に出会った方、はたまた職場に「頭おかしいんじゃない…?」と思うような保育士がいる方ではないでしょうか。
そこで、この記事では「頭おかしいの?」と思う頭の悪い保育士の言動や、保育士が馬鹿でもなれてしまう理由についてご紹介したいと思います。
私が実際に働いていた保育園に存在した、頭のおかしい園長の話もご紹介しますので、ぜひ一緒に「ヤバ…」と思っていただけると嬉しいですw
馬鹿でも保育士になれるのはなぜ?
私が実際に10年以上保育士の仕事をしてきて感じたのは「保育士になるのに頭の良さは必要ない」ということです。要するに馬鹿でもなれてしまうということです。
子供を指導する立場の保育士が「馬鹿」でもなれてしまうのはこんな理由があるからです。
「先生」と呼ばれる職業の保育士が馬鹿でもなれてしまうってちょっと嫌ですよね…
保育士資格は難しい勉強不要
保育士は国家資格なので国家試験に合格しなければなりません。しかし、保育専門学校や保育科がある短期大学、四年生大学を卒業すれば試験を受けなくても卒業と同時に保育士資格が取得できます。
保育科では心理学や保育原理、福祉のことや実習などたくさんの科目を受講して単位を取る必要があります。奥の深い内容ですが、正直言って単位を取るのは難しくありません。
真面目に授業を受けて普通に勉強すれば大抵の人は単位を取ることができます。
私が通っていた保育専門学校でも正直賢いとは言えない子がそこそこいましたが、全員卒業して保育士資格を取得していました。
専門学校など入学のハードルが低い
保育の専門学校はほぼ誰でも入ることができます。また保育で有名な大学などでも推薦であれば入試は論文のみというところも少なくありません。人間性が問われることがあっても、正直学力はそれほど求められていないのが実情です。その為、あまり勉強をしてきていない人や、学力の高くない人でも保育士を目指すことが可能です。
ほぼ誰でも保育士資格が取得できるのが現状
このように、お金があって学校に通え2年から4年という時間さえかければ、ばほぼ誰でも保育士資格を取得することが可能です。ですが、保育士資格が簡単に取得できたところで実際に保育士として働けるかというと別問題です。
批判を恐れずにいうなら「馬鹿でも保育士になれる」ではなく「馬鹿でも保育士資格を取得できる」というのが現実に近いかな?と思います。
頭悪い保育士が多い理由
先ほどお伝えした通り保育士資格の取得に学力はそれほど問われません。その為正直なところ頭の悪い人がいることも事実です。
しかし、働くとなると保育園側にも選ぶ権利があります。特に大切なお子さんの命と成長をお預かりしているのですから保育士選びには慎重でなければなりません。
しかし、実際には「頭悪い…」と眉間にシワを寄せたくなるような保育士が一定数いるのも事実です。保育士として働いていると同僚にもそういった保育士はいましたし、保護者が呆れている姿を見たことも一度や二度ではありません。
どうして保育園は頭の悪い保育士を雇ってしまうのでしょうか?それにはこんな理由があります。
保育士不足で贅沢が言えない
これは社会的な問題となっていますが、本当に保育士が不足しています。保育士資格を取得する人は年々増えていますが、離職率が高く資格を持っていても保育士としては働いていない「潜在保育士」圧倒的に多いのが現状です。
よほど評判が良かったり待遇が良いなどの特徴がない限り、どの保育園も保育士の確保には本当に苦労しています。パートや保育補助として採用した保育士が担任を任されていることもあるほどです。
・保育士が不足しているから激務
・産休を取れる雰囲気などない
・辞めたくても後任が決まらない
保育士が不足しているせいで保育士の労働環境はさらに悪化し、そのせいでさらに離職率が上がる。保育士の雇用環境は悪循環が断ち切れずにいます。
そうなってくると保育園は保育士の人数を確保するのが精一杯で保育士の質は二の次になってしまう現状があります。
要するに頭が悪くても、人間性に多少問題がありそうでも採用されてしまうのです。こうして「頭の悪い保育士」が誕生します。
一般教養は問われない
新卒の保育士採用は筆記、実技、面接など保育園によって内容が違います。情操教育や学習に力を入れている保育園では保育以外の能力が問われることもありますが、一般的な保育園では常識や学力が問われることはそれほどありません。
人柄や学校と保育園との繋がりの深さで採用されることもよくあります。
育てる暇がない
一般企業に入社すると、特に新卒の場合常識やルール、業務の知識を教えるOJTが実施されることがほとんどです。短くても数日、長いと1年ほど続きます。しかし、保育園ではきちんとしたOJTが実施されることはほぼなくやりながら覚えていくというスタイルがほとんどです。
また保育士は新卒1年目からいきなり1人担任を任されることも珍しくなく、社会の常識やルールをきちんと教えてもらうタイミングありません。最小限の保育士で保育を行っているので育てている暇などないのが現状です。
電話の出方や正しい敬語を使えない人も多く、保育士から一般企業に転職するとそこで苦労する人も多いんですよね…
保育園では共働きの家庭が多いので、一般企業に勤めている保護者などからすると保育士は常識がなく頭が悪いと思われることも少なくありません。
大人との接触が圧倒的に少ない
一般常識や社会常識は、社会に出てから身につける人がほとんどですが、保育士は一般的な仕事と違って大人との接触が圧倒的に少ない仕事です。なので、保育に対する知識や、子どもとの接し方は上手くなったとしても、積極的に学んでいる人以外教養はそれほど身につきません。
頭が悪いと言うより常識がない場合が多い
「保育士の頭が悪い」と感じる場合のほとんどは、言葉遣いを知らなかったり一般常識を知らない時だと思います。
上記でも挙げたように、仕事上社会常識や一般常識に触れることが少ない職業の為、一般企業で働く社会人より「頭が悪い」と思われることが多いのかもしれません。
「頭がおかしいのか?」と思った保育士の言動
yahoo知恵袋より
ネットではこういった保育士に対して「頭おかしくない?」という投稿がちらほら見受けられます。私も実際に保育士として働いていると、常識がないだけでなく「この人頭がおかしいのか…?」と思ってしまうような保育士がいます。
そこで、私が実際に出会った保育士の「頭がおかしいの…?」と言いたくなるような言動をいくつかご紹介します。
会話が成り立たない
どこの社会にでもいると思いますが、保育士にも会話のキャッチボールがまともにできない人がいます。これは保護者からのクレームがとても多く保護者に対して申し訳なくなります。
聞いたことと関係ないことを答える。質問の答えになっていない。何を言いたいのかわからない。一緒に仕事をしていてもイライラします。
保護者も話していてイライラしているのが伝わってくるし、不安になるだろうなぁと思いながら見ています。
ただ、本人に自覚がない場合も多く、残念ながら注意したところで改善されることはあまりありません。
一方的に喋る
一方的にワーー!と喋るタイプの保育士がいます。保護者が何かを話そうとしていたり、子供が何かを伝えようとしているのに、とにかく喋る。普段子ども相手に1人担任にをしているとどうしても独りよがりになりがちで、人の話を聞かない性格に拍車をかけてしまっているのかもしれません。
一般企業のように目上の人や取引先の人といった「気を遣う相手」とあまり接していない保育士には比較的多い気がします。悪気がない人も多いですが、普通ではないですよね…
自分の意見を絶対に曲げない
「絶対こう」「こういう場合はこう」「こう決まってるの」「いつもこうだから」と自分が絶対に正解だと信じて譲らない保育士がいます。これは保育歴が長い保育士に多いと気がします。
「先生」と名のつく職業は自分がルールを作れてしまう場合が多いため、自分が正解だと無意識に思っていってしまうのかもしれません。
これによって保育園はいつまでも古い常識やルールが残っているところが少なくありません。
保護者に何か言われても「お母さんそれは違うわ!」とピシャリと否定してしまったりするんですよね…
同じ失敗を何度も繰り返す
学習意欲が低いのかなんなのかわかりませんが、とにかく同じ失敗を何度も繰り返す保育士がいます。
緊急連絡先の優先順位は父が一番だと言われているのに、毎回お母さんにしつこくかけてクレームになったり、連絡ミスが多いのにメモを取らなかったり。
保護者に「〇〇先生に何度もお伝えしてるんですけど…」って言われることあるんですよね…本当にすみませんって感じです…
保育園のおかしい園長
「え…」と思うのは保育士だけでなく、私が保育士として働く中で園長にもだいぶおかしな人がいました。これは私が実際に勤めていた保育園の園長の話なのですが、本当に「頭がおかしいのか?」と言いたくなるルールを作る天才でした。例えば…
登園は10時まで
登園は10時までというルールがありました。何もなければ設定保育が始まる10時までに登園してねと言うのであればわかります。しかし、通院で病院が混んでいて10時を超えたら受け入れをしません。と言うルールでした。
なので、保護者の方は病院の混み具合によって登園できるか変わってくるのでその日出勤できる確約がないという信じられない状態でした。薬をもらっていたら10時を過ぎるからと、先に子供を登園させてから薬をもらいに行きその後また薬を園に届けると言う家庭も多かったです。
この件では本当にクレームが多く保育士もクレームを入れられていました。でも園長はおかしい人だったので話にならず…保育士達が頭を下げる以外ありませんでした。
兄弟が休むなら全員登園禁止
兄弟のうち誰か1人でも保育園を休むと言うことは、保護者も仕事休みですよね?なので他の兄弟も家で見てください。登園は禁止です。と言うルールです。
病気のお子さんを病児保育に預けていると言っても「ルールなので」と取り合わず、保護者が「それじゃあ仕事に行けない。健康な子供は他の一時保育にでも預けろと言うのですか?」と反論すると「そう言うことになりますね」と…狂ってます。
手紙を配らない
行事ごとやお知らせなど手紙にして配布するのが普通だと思います。しかし、私が勤めていた保育園のおかしい園長は「手紙にすると読まない保護者がいる」と言う考えからプリント類は一切なしでした。配られるプリントは年2回。運動会と生活発表会のプログラムだけ…
プールの持ち物や遠足のお知らせなど連絡の全ては、保育士がメモを見ながらお迎えに来た保護者全員に口頭で伝えます。「そのメモ配ってくれよ…」という保護者の気持ちがヒシヒシと伝わるし、クラス全員に同じことを伝えないといけないため、保育士にも保護者にもこの上ない負担となっていました。
勤めていた当時も頭おかしいなとは思っていましが、ちょっと慣れてしまっていた部分もあるんですよね。今改めて文字にすると本当に狂っているなと怖くなりました…
こんなルールの中で保育士という仕事をしていたら、常識がないどころか頭がおかしいと言われる保育士に育っていくのもちょっと理解できてしまいます。
頭がおかしい保育士に出会ったら
保育園以外で出会ったら
もし保育園以外で頭のおかしいお馬鹿な保育士に出会ってしまったら、保育士みんながそうなのではなく一部の人種なのだと思ってぜひ受け流してください。
大半の保育士は責任感と使命を持って保育を行なっています。ぜひ保育士の代表だと思わずその人個人の問題だと思ってください。
保護者の立場で出会ったら
自分の子供の担任や、担任でなくても保育園にやばいタイプの保育士がいた場合はぜひ正面からやり合わずにうまくかわして欲しいと思います。
頭のおかしい保育士は本当に人の意見を聞きませんし、同僚や上司でさえ扱いに困っている場合も多々あります。正面からやり合ったところで改善されることはまずありません。
「こうして欲しい」「これはやめて欲しいです」という具体的なことがある場合は、とにかく分かりやすく端的に希望だけを伝えるのがおすすめです。
大人から見るとおかしな保育士でも、子供にとってはとてもいい先生ということもあります。そういう場合は子供の気持ちに寄り添って保育士の良いところを意識的に見るようにしてみるとストレスが少しは減るかもしれません。
同僚だったら
職場に頭のおかしい人がいるストレスは保育士に限らず相当なものです。保護者からのクレームがこちらに回ってくることも多々あります。
ただ、おかしな人というのはそうそう簡単に改善されることはありません。向き合うだけ自分の精神が消耗し時間の無駄です。適度な距離をとって、同じ部類に入ってしまわないように気をつけましょう。
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